ＮＨＫスペシャル「シリーズ 安全保障」（３）

前半のかったるさは何事？識者とは言え寿命の近い人々を集めるというのはなんだろう。結局昔のことに話が行くわけじゃないしテンポが遅いばかり。司会が振るまでしゃべらない討論だから盛り上がらないんだろうな…。
理想主義と言われてしまえば大江健三郎もバッサリだ。ちゅうか日本の平和主義は、単なるそれじゃなくて共産主義であったり中華主義であったりするからまともに聞けないのだ。アジアってどこのアジア？

後半は現役の政治家が出てるとはいえ議論は全然進まない。ぶっちゃけた話国連を支持する人々はいままで国連を支持することで何かいいことがあったか検証してみたのか？単に国際連合という言葉に踊らされてるのじゃないかという気がする。国連はちゃんと訳せば単に連合国だし。

価値観の一致しない連中の言うことを聞くよりアメリカについてったほうがうまい汁が吸えるんだよと身も蓋もない言い方をした方がよっぽどわかりやすいのだけどそんな露骨なことは政治家は言えないから面倒なことになってるんだろうなー。気楽に言うだけならいくらでも面白く言えちゃう。
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個人的には賛成派なので…。北朝鮮の危機は実感できるものじゃないけど石油が来なくなって生活レベルが下がると言われれば、たぶん自分は耐えられない。そういうリスクを考えない・言わない反対派がそれだけの覚悟があって言うなら文句は言わないのだけど…。
無抵抗主義を掲げる人間が平和主義者に見えるのと同じレトリック。

派遣する方も間が抜けてて、携行する武器を公表したせいでテロリストたちに射程外から狙われるぞ！バカか！（大意）というのを昨日志方教授が書いてたし司令官の顔写真は新聞に出るしでいかに日本が平和ボケしてるかがよく分かるね。ホントにダイジョーブかいな。