にゃんにゃこにゃん

http://www.pianissimo.jp/product/01/

ヒロインが猫語しかしゃべれんというので買ってみたんですよ。

「はぁはぁ」
そしたら途中から人語覚えてしゃべりまくりでちとガッカリ。しかも主人公のことはご主人様〜と呼んで甘えてくるし。

「イカンの？」
もっと猫っぽくないと！こっちから可愛がりたくても向こうが気が乗らないと邪険にされちゃうような感じじゃないと猫じゃないんだよ…。ご主人様ーが良かったら犬っこじゃないと納得いかねえ。

「そういうもんですか」
ケダモノ少女のかわいさは幼女のそれと同じなわけでそういう意味ではヒジョーにかわいく描けてるんだけどね。癒し系というシナリオ上そうなんだろうけど実は娘属性の人向けなのかもしれん。絵も直撃だ。崩れや塗りのばらつきもないしやたらすぐ脱ぐし桃色頭ネコミミハァハァ。
猫少女がありふれててそこらにごろごろいるって言う設定は好き。それに対して何の説明もないし。

「みたおんしゃ先生ぇの仔猫読本みたいな世界？」
ヒトネコ萌えー。このゲームの場合実は女の子に見えてるのは主人公だけで他の人には普通の猫に見えてるんじゃないかという解釈もできる。これはこれで妄想めいてて面白いけど。

「でもあんまり愛想のよくないコは人気でないんじゃない？」
エロゲーのヒロインで愛想ないからといってそれがマイナスになるわけじゃないから…。むしろそういう子の方がいいという人もいるし。でたまにかわいいトコを見せてもらうとメロメロになっちゃうという。こういう人は潜在的に猫好きなんじゃないかな…。

「どーいうのだったらいいの」
痴人の愛みたいな。あれは傑作。にゃんこ幼女にいたぶられるような作品がいいな…。四六時中つきまとわれたらやだけど実際猫屋敷みたいなトコに住んでる人はこういう感覚なのかも？

ゲームの話に戻るとエッチシーンのテキストが盛り上がらなくって物足りない…。これに限らないけど３人称的に身が入ってない文章はダメ。何度もエッチシーンが出てくるからくどくど書くと進行が遅くなるって言うのもあるのかな。「バキ〜性〜」みたいなテキストのエロゲーがしたい。
俺のアレで女を支配してやるぜ！とか女を汚してやるぜ！みたいな部分で興奮を感じないしサディスティックな楽しみというのはあんまりぴんとこないのよね。

「それは趣味の問題だけど」
こういう文章書いてるとマゾっぽいけど、男性側のマゾはマゾ側が関係をコントロールしているという点で女性のそれとは違うわけだから相手がマゾだからといって娘を預けたりしてはイカンよお母さん。

「誰に言ってるねん」

ネコミミというルックスではこれも好き。
http://power-t.abk.nu/
ボーイズラブゲーがあれほどおおっぴらになるならエロゲーはもっとロリマゾな需要にあった作品を出すべき。潜在的な需要という点ではむしろこっちのほうが最後のフロンティアみたいな気がするよ。