BLOOD THE LAST BAMPIRE

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アニメファンのくせに今頃観た。押井塾マンセー
習作的意味合いは強いけどプロダクションI.G.が全力でやるとこうなるというのが観られる作品。露骨に海外市場を狙ってるのか単に趣味的にそういうのが好きなのか?

同じく劇場作品を専門に制作してるジブリと比べるとプロダクションI.G.はきちんと若手を育成してる気がするな…。最近のヒゲ剃ってやせ細った宮崎監督を見てると心配になってくるよ…。プロダクションI.G.関連の人というと北久保弘之・黄瀬和哉神山健治小倉宏昌とスタッフ名がぽんぽん出てくるけど少なくともジブリのアニメーターをあげろといわれてもパッと出てこないのは、自分がジブリファンじゃないからってわけじゃなくて宮崎監督が強すぎるだけなのだ。
同じ実験作でもギブリーズなんて作ってる場合じゃないッつーの。細田守監督はやっぱりジブリで抑えておくべきだったんだよ!ナージャでいい仕事してるとなおのことそう思う…。
物語としての普遍性を表現できるのが売れる映像作家としての条件だけど、文化としてはそれだけじゃ物足りないしね。ディズニーみたく3Dに割り切っても日本人の感覚には合わないだろうな…。